ハワイでレンタカーを借りた時の注意点

ハワイでは、日本で取得した普通免許で運転することが可能です。だから、現地でレンタカーを借りる人が多くいらっしゃいます。とはいえ、交通のルールなど微妙に違う点があります。それを知らないと、トラブルに巻き込まれることもあるのです。
まず注意したいのは、駐車違反です。日本よりもはるかに厳しく取り締まりされております。ほんの少しだけ停めておこうと思ったら、すぐに反則切符を切られます。駐車する時は、必ずパーキングメーターや駐車場を利用しましょう。

駐車違反をした場合、切符を切られるだけではなく、レッカー移動されることもあります。その場合、レッカー会社に赴き、移動料と保管料を支払う必要があります。また、別途罰金も必要です。だいたい200ドルほどなのですが、手続きにも時間がかかります。せっかくのバカンスが台無しになってしまうので、気をつけましょう。
他にもスピード違反や飲酒運転など、日本でも厳しく取り締まっているものは、ハワイでも当然同じです。安全運転とルールを守ることを心がけていれば問題ないでしょう。

禁煙車での喫煙は絶対にNG

近年は禁煙がブームのようになっており、タバコを止める人が多くいらっしゃいます。分煙化も進み、喫煙場所が限られていたり、禁煙となっている場所が多くなりました。
レンタカーもその流れに乗り、中には禁煙車を貸出しているところもあります。タバコのニオイというのは、いくら消臭してもシートなどに残ってしまいます。だから、非喫煙者にとって、車に乗った時に少しでもそのニオイが付いていたら、不快感を感じてしまいます。

だから、禁煙車での喫煙は絶対にNGです。次に乗る人のことも考えなければなりませんし、そもそも禁煙ということで借りているので、その約束を破ること自体がNGです。もし喫煙したことがばれてしまったら、契約違反となります。その場合、車両の消臭対応と、休業補償のために2万円ほどの支払いを求められることもあります。
利用者としては軽い気持ちでタバコを吸っただけだとしても、レンタカー会社としてはその車をしばらくは禁煙者として利用できなくなります。契約はしっかりと守るようにしましょう。

営業補償料って何?

レンタカーを利用している時に交通事故を起こすと、自己負担しなければならないものがあります。それが「営業補償料」と呼ばれるものです。これを、NOC(ノン・オペレーション・チャージ)とも呼びます。
営業補償料がどういったものか説明いたします。故障などが起きた時に、レンタカー車両の修理や清掃が必要となります。その修理中、あるいは清掃期間中の営業補償の一部として、費用を支払わなければならないものです。これは、修理・清掃の内容や期間とは関係なく、一律に負担を強いられることになります。
ちなみに、営業補償料については、一般的に2つの基準で設けられております。一つ目が、「レンタカーが自走可能な状態で営業店に返却された場合」です。この場合は2万円です。
二つ目が、「レンタカーが自走不能な状態で営業店への返却がされなかった場合」です。この場合は5万円となります。
簡単に言うと、走行できる状態かどうかで、負担しなければならない費用が変わるということです。走行できないということは、直すまでの間そのレンタカーは営業に利用できないので、その費用の負担が必要になるということですね。

事故を起こした時に負担しなければならないもの

レンタカーで事故を起こしてしまった場合、ドライバーの方が負担しなければならないものがあります。その一つが「対物免責額」です。これは、相手方に発生した物損のうち、対物賠償責任保険の中でカバーできない金額を負担するものです。
実は、対物賠償責任保険というのは、保険に加入していたとしても、全てが保険で出るわけではありません。一定部分はドライバーが負担しなければならず、それが免責と呼ばれております。免責額が5万円であれば、相手方の物損した費用が5万円以下であれば、それはドライバー負担となるのです。

多くのレンタカー会社がこの免責制度を採用しているため、最低限の免責額がドライバーに求められます。そして多くの対物免責額は5万円となっているため、軽い物損事故であれば、自分で費用を払わなければならない可能性が高いのです。
レンタカー会社によっては、契約する時に特約を付けることで、この免責を免除することも可能です。ただその分、もちろんレンタカー費用は高くなるので、事前に注意が必要となります。

レンタカーで事故を起こした場合

交通事故はいつでも起こる可能性があります。それはレンタカーを利用している時も同じです。万が一事故を起こしてしまった時、どうすればよいのかあらかじめ把握しておきましょう。でなければ、突然のことでパニックになってしまい、然るべきことを行わず、より問題を大きくしてしまうからです。
まず事故を起こした場合は、負傷者の救護にあたってください。そして、車を他の車の邪魔にならないところに移動させます。

そして、警察への届け出を行います。これは被害者の立場であっても、加害者の立場であっても同じです。事故証明書というものを出さなければなりませんので、必ず必要です。
そしてレンタカー会社への連絡です。あとは、その後どうするのか指示に従う必要があります。希望すれば、代車を貸してくれることはありますし、一旦サービス提供を修了することもあります。それは会社によって違うので、詳しくは事前に確認しておきましょう。
事故を起こした場合、まずは人命の救助、そして警察への連絡、これは忘れずに行いましょう。

増え続ける格安レンタカー

近年、格安レンタカーのサービスが増え続けております。これは、単純にレンタカーを利用する人が多くなったため、需要が高くなったことが原因です。利用する人が増えたのは、日本人よりかは、むしろ海外から訪れる観光客がメインです。最近、日本を訪れる外国人が増えているのはニュースなどから分かりますが、それに伴ってレンタカーのニーズも増えているのです。

格安レンタカー会社が増えることは決して悪いことではありません。ただやはり、それに比例してトラブルも多くなっております。よく聞かれるのが、出発するとすぐに故障したのでレンタカー会社に相談したら、修理代金を請求された、といったものです。当然、利用者に過失がなければ払う必要はありませんが、それを証明するのが難しいのでトラブルになりやすいのです。車体の傷も同じであり、最初から付いていたのか、乗ってから付いたのかを証明しないと、修理代金の請求を断ることが難しくなります。
触れ続ける格安レンタカー会社と、それに伴うトラブルの数々。利用者はこれからはより一層利用する会社を選別しなければなりません。

今後も増え続けるレンタカー利用者

日本国内では、年々レンタカーの利用者が増えてきております。それは事業者の数にも表れており、平成16年には3573事業者、車の台数は17万5462台だったのが、26年度には8216事業者、31万5011台と大幅に増加しております。
この原因は、日本に訪れる海外の観光客が増加していることだと言われております。確かに、近年日本に訪れる外国人の人は本当に多く、それに比例してレンタカー利用者数も増えているということです。となると気になるのが、外国人の交通マナーです。

例えば、中国人の観光客のマナーの悪さがよく言われるようになりました。もちろん全ての中国人が悪いというわけではありません。ただ、おまりにも訪れる人が多いため、一部の人が悪くてもそれが目立ってしまいます。
今のところ、交通マナーの面で中国人のトラブルはそこまで聞きません。つまり、運転面でのマナーは目立って悪くないということです。
ただ、今後東京オリンピックへ向け、ますます増え続ける観光客。今後レンタカーにまつわるトラブルが報告されないか、注目です。

安心・安全なイメージが変わっていく

レンタカーはもともとは、安心で安全であるということを大前提としておりました。それは、ほとんどが大手レンタカー会社が提供していたサービスであるからです。またその大手も、ほとんどが車のメーカーとの関連企業です。自社のブランドを傷づけないために、レンタルで提供する車の品質は常に高く保ってきました。

でも最近は格安レンタカーを提供する企業が増え、安心・安全というイメージが少しずつ失われつつあります。「高速道路で走ったらすぐにパンクした」という安全面のイメージが損なわれる意見や、「すぐにパンクしたのに、レッカー代や修理代を請求された」など、安心感を奪ってしまうものもあります。それらの多くが格安レンタカー会社とのトラブルのようです。
実際に、国民生活センターへの苦情・相談も増えております。本来はレンタカーは、どこでも安全で安心して利用できるものでした。ただ今後は、企業を選別するための下調べが必要となってきます。
「安い」ということは、それなりにリスクを負うことでもあります。ただ車に関しては命にかかわる事なので、料金よりも安全面で選択する方が賢明です。

格安レンタカーはトラブルが多い

料金を前面に押し出しているレンタカー屋も多くあります。利用者としては、同じ車を借りるのであれば、安いに越したことはありません。ただ、安いにはそれなりの理由があります。やはり品質という部分では劣ってしまうのです。

大手レンタカー会社は、車の整備を定期的にしっかりと行っております。だから、故障などはまず起きないですし、仮に起きたとしても、代車を用意するなど対策も万全です。ただ格安レンタカー会社はそうはいきません。なぜ格安なのか、それは整備やメンテナンスにそこまでの費用をかけていないからです。
実際に格安レンタカーを利用した人の中にはトラブルが多発したという意見があります。例えばタイヤがバーストしたり、最初からキズがついていたにも関わらず修理費用を請求されるといった例もあります。後者のものはさすがに悪意がありますが、前者のものは費用をかけなければなかなか改善されません。でも、レンタル料金を安くしているため、こまめにメンテナンスができないのです。
料金が安いというのは、それなりの品質であるということを覚悟しなければなりません。

レンタカーが故障

車は時に故障することもあります。それはレンタカーも同じです。レンタカー会社が定期的に点検をしているとはいえ、毎日できることではありません。ゆえに、運が悪ければ、乗ってすぐに故障に遭ってしまうこともあるのです。もしそんな場面になってしまったらどうすればよいのでしょうか。

まずは、レンタカー会社に連絡をします。普通は、加入している保険会社に連絡するのですが、レンタカーの場合、車の所有者はレンタカー会社です。だから、その指示を仰ぐ必要があるのです。そこから、ロードサービス会社に連絡するように指示されたり、あるいは代車を持ってきてくれたりもします。ただ、それもすぐにできることではありませんので、やはり利用できない時間は生じてしまいます。
自分の予定も台無しになりますし、料金も無駄になってしまいます。故障した場合、利用不可時間の料金はどうなるのか、延長はできるのか、といったことはしっかりとレンタカー会社に相談しましょう。場合によっては料金を免除してくれたり、時間を延長してくれることもあるようです。